強靭な武器は強靭な魂にこそ宿る
状況の変化によって長所が短所にもなりえる為、万能な武器は存在しません。しかしながらそれぞれ秀でた特徴を持ちます。そんな武器の名前ってどれもかっこいいものばかり!
語呂が良く声に出した時に気持ちのいいもの多いですよね。
| 名前 | 言語 | 説明・備考 |
|---|---|---|
| カトラス | Cutlass | 切ることを重視したためである刃が湾曲している剣。刀身が短く、船など狭い場所での使用に向く。海賊映画によく登場する。 |
| シャムシール | shamshīr | 英語のソード (sword) などと同じで、ペルシア語で「刀剣」を意味する普通名詞。西洋ではシミター(scimitar)と呼ばれ、西洋のサーベルなどに影響を与えた。 |
| ショーテル | shotel | エチオピアの両刃の剣。かなり特殊な形状をしていて、刀身がS字や半円を描く様に大きく湾曲しているのが特徴。横殴りに斬りつけることで敵の盾をかわして攻撃を行う事が目的。 |
| サーベル | sabel | ヨーロッパの湾曲した片刃の刀。英語ではセイバーと呼ばれる。 |
| スクラマサクス | scramasax | ヨーロッパの片刃の直刀。 |
| ファルシオン | falchion | ノルマン人が使用する幅広の刀。隙間のないプレートメイルが主流だった時代、重量で相手の鎧を叩き斬ることを目的として作られた。名前は鎌(カマ)を意味するラテン語のファルクス (falx) に由来。 |
| ククリ | Kukuri | インドで使用される短刀。ククリナイフとも。大きな特徴は「く」の字型の刀身と、その付け根にある「チョー」と呼ばれるω型の刻み。 |
| グラディウス | gladius | 古代ローマ時代の軍団兵や剣闘士によって用いられた。剣としては短く、刀身は肉厚・幅広の両刃で、先端は鋭角に尖っている。共和政ローマ末期にはスパタと呼ばれることもあった。 |
| グレートソード | Great Sword | ヨーロッパの武器の一つで、剣の中でも特に大きなもの。主観的で、片手剣でも見た者が「大きな剣」と思ったらグレードソードになる。 |
| ショートソード | Short sword | 騎兵用のロングソードと区別するために、歩兵用の剣をショートソードと呼ぶようになった。区別するのは刀身の長さではなく、それを扱う兵種。 |
| ブロードソード | Broad sword | 幅広の剣という意味。実際のところ刀身は刀剣の中では広くはないが、レイピア全盛の時代においては幅広い剣であったことからこう呼ばれた。 |
| カッツバルゲル | Katzbalger | やや広めの刀身を持つ刀剣で、近接戦闘用のショートソードの一種。名前の由来は取っ組み合いの喧嘩をする(katzbalgen)ような乱戦で用いられた剣であることから、とする説がある。 |
| エストック | Estoc | ヨーロッパで使われた刀剣の一種。先端になるにつれ狭まり先端は鋭く尖っている。ドイツではこのスタイルの武器はパンツァーシュテッヒャー(鎧通し、鎧刺し)と呼ばれた。 |
| レイピア | rapier | 細身で先端の鋭く尖った刺突用の片手剣。護身あるいは決闘の際の武器として用いられた。貴族の間で騎士道精神の象徴や、過度の装飾を施された芸術品として扱われた。 |
| スティレット | stiletto | 中世記後半、チェインメイル(鎖かたびら)が普及し、それまでの剣等ではなかなか相手にダメージを与えられなくなった時代に発明されたと言われる武器。先端が尖っていて、鎖かたびらや鎧の隙間を狙い、突き刺す。 |
| バスタードソード | Bastard Sword | 両手、片手持ちの両用の剣。バスターソードとは別物。バスターソードは片刃の巨大な剣。 |
|
ツーハンデッド ソード |
Two-handed sword | 両手を使わなければ扱えない大きさの剣のこと。ドイツ語ではツヴァイヘンダーと呼ばれる。 |
| クレイモア | Claymore | 14世紀から17世紀にかけてスコットランド人に使用されていた両手持ちの大剣。当時のヨーロッパにおける両手用剣としては小ぶりで、素早い剣の動きが恐れられた。18世紀になって片手用刀剣に変わっていった。 |
| ダガー | dagger | 全長10〜30cm程度の諸刃の短剣。重装騎兵へのとどめ専用に進化したダガーがスティレット。 |
| ソードブレイカー | Sword Breaker | 普通の刃と櫛(くし)状の峰をもつ短剣。敵の剣を峰の凹凸にかませて折ったり、叩き落としたりするのに使う。 |
| マインゴーシュ | main gauche | 日本語では左手用短剣とも呼ばれる。鎧や盾などの防御が無意味になってしまった時代に、近距離での戦闘に盾の代わりに使われた短剣。 |
| ジャマダハル | jamadhar | 主に北インドで使われていた切るよりも刺すことに特化した刀剣の一種。西洋でカタールと呼ばれる事があるが、カタールは本来ショートソードの一種の事で、誤り。 |
| パタ | pata | ジャマダハルに似ていて、前腕部、拳の外部を覆う篭手の様な形状の装甲に剣身が取り付けられている。 |
| フランベルジェ | flamberge | 刀身が波打つ剣の総称。 ドイツ語ではフランベルクという。刀身の揺らめきが炎のように見える為、フランス語で炎を意味するフランボワヤン(flamboyant)にちなんでこの名前がついた。治りづらい傷を作るため、「死よりも苦痛を与える剣」として知られる。 |
| メイス | mace | 棍棒から発達した殴打用の武器。日本語では鎚矛(つちほこ)あるいは戦棍(せんこん)とも訳される。 |
| ヌンチャク | 沖縄古武術の武器の一種。俳優のブルース・リーが映画『燃えよドラゴン』の劇中で使用したことで、ヌンチャクは世界中で知られる武具となった。 | |
| フレイル | flail | 連接棍(れんせつこん)もしくは、連接棍棒(れんせつこんぼう)と訳される。三節棍もフレイルの一種ともいえる。 |
| モーニングスター | morning star | 朝星棒(ちょうせいぼう)、星球式鎚矛、星球武器とも呼ばれる。英語では「holy water sprinkler」(ホーリー・ウォーター・スプリンクラー)ともいう。星球の柄頭が特徴的な打撃用の武器。 |
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鎖鎌 くさりがま |
農耕具を武器として発展させた物。主に農民・商人・職人の護身用、隠し武器として用いられた。鎌は英語ではsickle(シックル)。大鎌になるとscythe(サイズ)になる。 | |
| ウォーハンマー | War hammer | 日本語では戦鎚(せんつい)と訳される。鎚状の柄頭を備えた殴打・打撃用武器。 |
| トマホーク | Tomahawk | 刃先が反っている小型の斧。狩猟のほかにも、日常の中で幅広く利用されている。手で持って使用するほか、投擲も有効。 |
| スピアー | spear | 西洋諸国の殆どの槍の元祖となった竿状武具。 |
| ジャベリン | Javelin | 投げ槍類の総称。ローマ軍団のピルムが代表的。 |
| サリッサ | Sarissa | マケドニア王国で使われた、5〜6メートルもある槍。敵兵より長いリーチを取れる上、後ろの兵士の槍もより多く突き出すことが出来た。 |
| アキュリス | aclys | ラテン語で小さな投槍を意味する槍。細長い穂先を持ち、敵を確実に仕留められるよう工夫されている。 |
| アザガイ | azagai | 矢の様な形状をした投槍。根元には正確に飛ばす為に2枚の羽がつけられている。 |
| イシジュラ | Isijula | 南アフリカ共和国東部に居住するズールー族が用いた短めに作られた投槍 |
| ソリフェラム | soliferreum | 全金属製の投槍。その重量から飛距離は短い。接近戦で投げつける。 |
| トライデント | Trident | 先端が三つに分かれた武器の一種。トリアイナとも呼ばれる。三つの歯を意味し、ギリシア神話の海神ポセイドンが使用している。 |
| パイク | pike | 15世紀から17世紀にかけ、歩兵用の武器として対騎兵、対歩兵と幅広く使用された長槍。 |
| ランス | lance | 中世から近代まで主にヨーロッパの騎兵に用いられた槍の一種。基本的に刃物がついておらず棒の先が尖っているか、円錐型をしていて敵を突き刺して攻撃するのが最も効果的な武器。 |
| ギサルメ | guisarme | 湾曲した刃と鋭い棘をもった槍の一種。 |
| ハルバード | Halberd | 斧槍などと日本語訳される。槍の穂先に斧頭、その反対側に突起(ピック)が取り付けられている。 |
| バルディッシュ | berdysh | 16〜18世紀の東ヨーロッパからロシアにかけて主に使用された武器。 西ヨーロッパのハルバード。三日月斧、半月斧などと呼ばれることもある。 |
| スコーピオン | Scorpion | 複雑な形状の穂先を持った鉾槍類の一種。 |
| グレイブ | glaive | 槍の穂先を剣状にしたような棹(さお)状の武器。鋭く大きな剣状の刃を持つため、突くだけでなく切りつけたり振り回したりする使い方もある。 |
| フォチャード | fauchard | グレイヴより幅広の刃を持ち、刃の反対側に鈎爪がついている。 |
| コルセスカ | corsesca | 穂先に3枚の刃を持っていて、形がコウモリに似ている。 |
| パルチザン | Partisan | 幅広大型な三角形の穂先を付けた長槍。斬る・突く機能に特化した作りをしており、刃の部分にほとんどの重量が集約されているので、特に斬撃において非常に高い性能を持つ。名前の由来はゲリラ(パルチザンと同義語)によく使われたから。 |
| キャンドルスティック |
candle stick |
蝋燭立てからヒントを得た槍。初心者でも十分扱える様に作ってある。 |
| バトルフック | battle hook | 長い柄に鈎(かぎ)爪が取り付けられた武器。相手を馬から引きずり下ろしたり、足を引っ掛けて倒したり、押さえこみ捕らえる。 |
| ファラリカ | falarica | ソケット式の穂先が全体の半分近くを占める重い投槍。火矢という意味で、着火させて投擲した。 |
| マカナ | macana | 木の板に黒曜石の刃を挟んだ剣。マクアフィテルとも。 |
| ホルカンカ | マヤ、アステカなどの古代中央アメリカの諸文明で使用されていた石槍。 | |
| テポストピリー | tepoztopilli | アステカ人が使用した刺突用槍の意味を持つ槍。 |
| グングニル | Gungnir | 北欧神話に登場する伝説の武器。オーディンが持つ槍だとされる。 |
| 聖槍 | Holy Lance | ロンギヌスの槍とも呼ばれる。 |
| ブリューナク | Brionac | ケルト神話に登場する、太陽神ルーの武器。投げると稲妻となって敵を死に至らしめる灼熱の槍と言われている。 |
| ゲイボルグ | Gáe Bolg | ケルト神話に登場する、海獣の骨で造られた槍。影の国の女王スカアハによって若きクー・フーリンに授けられる。 |
| ルーン | Lúin | 決して狙いを外すことのない毒槍。血に餓えており、毒液の大釜につけておかないと柄が燃え上がってしまう。 |
| レーヴァテイン | Lævateinn | 世界を焼き滅ぼす炎の武器。 |
| ミスティルテイン | Mistilteinn | デンマークの英雄フロームンドが、墓所の中で亡霊の王と戦って手に入れた剣。 |
| チャクラム | chakram | 古代インドで用いられた投擲武器。円月輪とも呼ばれる。 |
| ロングボウ | Longbow | 長弓の一種で狩猟、戦争などに用いられた。 |
| クロスボウ | Crossbow | ボウガンのこと。少ない力で弓が引け大きな力で矢を飛ばせるが、連射性が悪い。十字弓と訳されたこともある。 |
| バリスタ | ballista | 古代から中世のヨーロッパで使われた兵器で、据え置き式の大型弩砲。 |
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