3000年に渡る長きエジプト神話
エジプト神話に登場する神々を紹介していきます。
約3000年という長き時代に渡って繰り広げられたエジプト神話。当時のエジプトの人々に所縁の深いものが神格化され、神として扱われるようになるケースの多いのが特徴的です。
名前 | 説明 |
---|---|
アテン | ツタンカーメンの父アメンホテプ4世が崇拝した太陽神。円盤のような姿をしており、光線を放つ。 |
アトゥム | 天地創造の神。エジプトの神々の筆頭格。 |
アヌビス | 冥界の神。ミイラを作りの神とされ、犬の頭を持つ人間の姿をしている。 |
アペデマク |
ライオンの顔をしており、3つの頭を有する。更に4本の腕を有する神。 もの凄く強そうな見た目をしておる…! |
アメン | エジプトの神々の主神。ラーと一体化してからはアメン・ラーと名乗る。1700年の間エジプトの歴史の中心にいたとされる。 |
イシス | トビの翼を持った人間の姿をした女神。神や人を生き返らせることが出来る。 |
ウアジェト | 頭にコブラをのっけた女神。ラーの左目から生まれ、下エジプトの女神と称された。 |
ウプウアウト | 軍神。オオカミの姿をしている。名前の由来は「道を切り開く」といった意味。 |
オシリス | 王冠を被った包帯でぐるぐる巻きにされた男性の姿をしている。命を失うが、後に冥界アアルの王となって死者を裁くようになる。 |
クヌム | 創造神。粘土を用いて他の神を作り出したとされる。 |
ゲブ | 大地の神。妻は天空の神ヌート。シューによって二人の仲は引き裂かれ、この世は天空と大地に分かれたとされている。 |
ケプリ | フンコロガシの頭に人間の男性の体という奇妙な格好をしている神。ラーの形態の一つ。 |
シュー | 大気の神。ラーの命令によってヌトとゲブの仲を引き裂く。 |
セクメト | ライオンの頭に女性の体の女神。ラーから生まれ、ラーを崇拝しない人々を次々と殺害していった。 |
セト | エジプトの神。悪しきものの象徴とされ、オシリスの実の弟であるが、オシリスの命を奪ったのもまた彼である。 |
セベク | ワニの頭に男性の体の神。後にラーと習合し、太陽神として崇拝される。 |
セラピス | 習合的な神。セラプスとは深淵(しんえん)の王という意味。深淵とは底が知れないという意味。 |
セルケト | 頭にサソリを乗せた女性の姿をした女神。人間に有害なサソリから人々を守ったと伝えられる。 |
ソプデト | 肥沃の神。シリウス星が神格化され、女神として扱われるようになった。 |
タウエレト | 出産の神。二足歩行したカバの姿をしている。 |
テフヌト | 湿気の女神。ライオンの頭に女性の体の女神。 |
トート | 知恵の神。この世の終焉の時に新たな世界を生み出す役目を担っている。 |
ヌト | 天空の神。大地の神ゲブの妻。湿気の神テフヌトの娘でもある。 |
ヌン | 水の神。ヌンという名の海が意思を持って、神となった。 |
ネクベト | 人間の女性の姿をした女神。ラーの右目から生まれ、上エジプトの女神と称された。 |
ネフェルトゥム | ロータスという名の花を神格化し、神とされた。ロータスはエジプトには所縁のある花である。 |
ネフティス | 夜をつかさどる女神。セトと子供を作ろうと迫るが断られ、しぶしぶオシリスと関係を持ち、アヌビスを身籠った。 |
バステト | 月をつかさどる女神。猫の頭に人間の女性の姿をしている。猫を従えている。 |
ハトホル | 繁殖の女神。牛の頭に人間の女性の姿をしている。冥界へ行く人へイチジクのような食物を与えていることから、「南方のイチジクの女主人」と呼ばれている。 |
ハトメヒト | 魚の女神。頭の上にコイを乗せた女性の姿をしている。ナイル川近辺の町で信仰されている。 |
ハピ | ナイル川の神。神ながら、女性のような胸を持っており、オシリスに乳を与え復活させた。 |
ハルポクラテス | 沈黙の神。子供の姿をしており、指を口にくわえている。 |
プタハ | 創造の神。セクメトの夫であり、ネフェルトゥムの父親でもある。闇を好み、太陽の光を嫌った。 |
ヘケト |
多産をつかさどる神。カエルの頭に人間の女性の体を持つ。 古代エジプトにおいてカエルはたくさん卵を産むことから多産の象徴であった。 |
ベス | 舞踊の神。豹の皮をまとい、立派な髭を蓄えた男性の姿をしている。 |
ホルス | 太陽神。オシリスとイシスの間に生まれ、セトを倒してエジプトの王となる。 |
ホルスの4人の息子 | ホルスの4人の息子たち。イムセティ、ドゥアムトエフ、ハピ、ケベフセヌエフで4柱の神々といわれる。 |
マアト |
真理の神。頭上にダチョウの羽を乗せた人間の男性の姿をしている。 どうぞどうぞってか! |
ミン | 豊穣の神。レタスが好物で、供え物にレタスを選んでおけば間違いない。 |
メルセゲル | コブラの頭に人間の女性の体をしている神。メルセゲルとは「静寂を愛する者」という意味を持つ。 |
モンチュ | 戦いの神。隼の頭に人間の男性の姿をしている。信仰者の数が多かった。 |
ラー | 主神。太陽が昇っている日中と、昇っていない夜では異なる形態をしており、日中はハヤブサの姿となり、夜には奇妙な羊の姿となる。 |
エジプト神話のことがもっと知りたいという人の為の参考検索。
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