アイコン音楽系の名前って何だか知的かも。

クラシック
ジャンル
読み方
カタカナ表記 備考・説明
円舞曲
えんぶきょく
ワルツ 英語表記ではwaltz(ウォルツ)、フランス語ではvalse(ヴァルス)、独逸語ではWalzer(ヴァルツァー)という。テンポが良い3拍子の舞曲。
間奏曲
かんそうきょく
インテルメッツォ インテルメッツォとはドイツ語のことであり、イタリアではインテルメッゾと呼ばれる。その名の通り、主にオペラなどで幕と幕の間で演奏される。
奇想曲
きそうきょく
カプリッチョ カプリッチョとはイタリア語であり、気まぐれを意味する。基本的に決まった音楽技法や形式はない。まさしく、気まぐれで縛られない音楽。
嬉遊曲
きゆうきょく
ディベルティメント 語源はイタリア語のdivertire(ディヴェルチーレ)であり、楽しいや面白いといった意味。曲調も明るく軽妙であり、楽しい気持ちにさせるものが多い。
狂詩曲
きょうしきょく
ラプソディー 叙事的で民族的な内容を持つ自由な楽曲。英語では rhapsody、ドイツ語でRhapsodie、フランス語でrhapsodie、イタリア語でrapsodiaと表記する。
協奏曲
きょうそうきょく
コンチェルト オーケストラと独奏楽器が合奏する多楽章で演奏される楽曲をいう。フランス・英語・イギリス語ではconcerto、ドイツ語Konzertと表記する。
幻想曲
げんそうきょく
ファンタジー 文字通り、自由で幻想的な曲調を持った楽曲を指す。英語でfantasy、イタリア語でfantasia、ドイツ語でFantasie[ドイツ語]、フランス語でfantaisieと表記する。
交響曲
こうきょうきょく
シンフォニー 一般的にクラシックと言われて連想される大規模な楽曲。英語でsymphony、ドイツ語でSinfonie、Symphonieと表記し、イタリア語でシンフォニア(sinfonia)とも呼ばれる。
行進曲
こうしんきょく
マーチ 足並みをそろえて更新するために作られた楽曲。トルコの軍楽隊が発祥とされるトルコ行進曲は有名である。
小夜曲
さよきょく
セレナーデ 恋人や女性を称える楽曲が多い。フランス語でsérénade(セレナード)、イタリア語でserenata(セレナータ)、英語でserenade(セレネイド)という。
受難曲
じゅなんきょく
パッション イエス・キリストの受難を物語にして作られた楽曲。Passionと表記する。
序曲
じょきょく
オーバチュア フランス語でouvertureと表記する。オペラや劇、組曲などで最初に演奏される曲をいう。
前奏曲
ぜんそうきょく
プレリュード 英語でprelude、フランス語でpr?ludeと表記する。15世紀ごろに作られた。
奏鳴曲
そうめいきょく
ソナタ 語源はイタリア語でsonarel(ソナーレ)で、意味は奏する。はっきりとした概念はなく、時代によって大きく異なる。
即興曲
そっきょうきょく
アンプロンプチュ フランス語でimpromptuと書く。即興的な要素はあるものの、即興的に作られたことや即興的に演奏されたという意味ではない。
鎮魂曲
ちんこんきょく
レクイエム 死者のためのミサ曲の楽曲。Requiemと表記し、ラテン語で「安息を」という意味がある。
追復曲
ついふくきょく
カノン 輪唱の一種で異なる音から始まるものやリズムが異なるものなど特殊な様式である。
変奏曲
へんそうきょく
バリエーション 主題となる旋律が変奏された楽曲。変奏曲は自作ではない旋律を主題とすることが多い。今で言うとサンプリングやカバーのようなものだろうか。
夜想曲
やそうきょく
ノクターン 英語でノクターン(nocturne)、フランス語でノクチュルヌ(nocturne)、イタリア語でノットゥルノ(notturno)と表す。ピアノ独奏曲が多い性格的小品のひとつ。ムツィオ・クレメンティの弟子のピアニスト兼作曲家ジョン・フィールドが創始した名称。
ミサ曲とは、カトリック教会のミサ(感謝の祭事)の時に歌われる声楽曲。通常分と固有文に分かれる。固有文はミサによってテキストが異なる。
テキスト 名称(ラテン語表記)
キリエはラテン語
備考・説明
通常文 キリエ (Kyrie) ギリシャ語で「主よ憐れみたまえ」という意味であるΚυριεελεγσονが語源
グローリア (Gloria) 栄光という意味を持つ。神の栄光を称える賛歌である。
クレド (Credo) 信じるという意味を持ち、信仰心を表した賛歌である。
サンクトゥス (Sanctus) 聖なるという意味を持ち、神様への敬意や栄光を称え、感謝をささげる賛歌。
ベネディクトゥス (Benedictus) 短い賛歌であり、上記サンクトゥスと併せて歌われることが多い。
アニュス・デイ (Agnus Dei) 神の子羊という意味を持ち、平和を祈る賛歌
イテ・ミサ・エスト (Ite Missa Est) ミサの解散をするときの言葉。中世からルネッサンス時代初頭にかけて作曲されたとされている。
固定文 イントロイトゥス (Introitus) 和訳で入祭唱。ミサの開始で歌われる。
グラドゥアーレ (Graduale) 和訳で昇階唱。歌詞の母音をのばすメリスマという歌い方が特徴的にされる。
アレルヤ (Alleluia) アレルイアとも言われ、ヘブライ語が語源とされ非常に古い期限がある。
トラクトゥス (Tractus) 和訳で詠唱。アレルヤ唱の代わりに歌われることがある。
セクエンツィア (Sequentia) アレルヤ唱の説明的な役割で、アレルヤ唱に続いて歌われる。和訳では続唱
オッフェルトリウム (Offertorium) 和約で奉献唱と言われ、ミサの後半で行われる聖餐式で歌われる。
コンムニオ (Communio) 聖餐式の最後で歌われる。和訳では聖体拝領唱と言われる。
重奏 (アンサンブル) ensemble
カタカナ表記 英語表記
二重奏 デュエット duet
三重奏 トリオ trio
四重奏 カルテット quartet
五重奏 クインテット quintet

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