妖怪の名前って渋カッコイイ!(あ~か行)
ゲゲゲの鬼太郎を始め、犬夜叉、ぬらりひょんの孫と妖怪漫画の人気は今も昔も大人気!
そんな妖怪達って容姿こそ奇抜な奴らが多いものの、名前は他とは被りそうにないくらいオリジナリティに富んだ名前ばかり!
日本の妖怪の名前の魅力を紹介します。
あ行/
か行/
さ行/
た行/
な行/
は行/
ま行/
や行/
ら行/
わ行
名前 | 読み方 | 説明・備考 |
---|---|---|
アイヌカイセイ | アイヌカイセイ | アイヌ民話に伝わる妖怪。カイセイはアイヌ語で「死骸」の意味。ぼろぼろの木皮の繊維製の衣服を身に纏い、空家や古い家などに現れる。 |
青行燈 | アオアンドン | 百物語の会に現れるとされる日本の妖怪。ちなみに百物語とは怪談話を100話語り終えると、本物の妖怪が現れるとされている怪談会のこと。稲川淳二も真っ青!? |
青鷺火 | アオサギノヒ |
別名:五位の火(ゴイノヒ)。 サギの体が暗い所で青白く発光する怪現象のこと。 |
蒿雀 | アオジ |
別名:送り雀(オクリスズメ)。 和歌山県発祥の妖怪。主に妙法山に現れ、夜道を歩いていると飛んでくるといわれている。 |
赤足 | アカアシ | 歩いている人の足にまとわりついて歩きにくくさせる妖怪。足だけが異様に赤いらしい。 |
赤シャグマ | アカシャグマ | 座敷童の仲間とされる妖怪。人の家に住みつき、いたずらを働くといわれており、空を飛ぶといった目撃例もある。 |
赤殿中 | アカデンチュウ | タヌキの妖怪。小さな子供に化け、道行く人に背負うことをしつこくねだる。 |
アカナー | アカナー | 沖縄に伝わる妖怪。漁が大の得意で、蟹が大好物。月に住んでいる。 |
アカングワーマジムン | アカングワーマジムン | 赤ん坊の死霊の妖怪。赤ん坊の為、四つん這いで移動し、人間の股をくぐろうとしてくる。股をくぐられてしまうと死亡するといわれている。 |
悪女野風 | アクジョノカゼ | 体中に99個の口がある妖怪。この世のものとは思えないような息を吐き、人々に迷惑をかける。 |
悪樓 | アクル | 日本神話に伝わる妖怪。船をひと飲みにするほどの大きな体の化け魚。 |
悪路神の火 | アクロジンノヒ | 佐々木貞高の随筆『閑窓瑣談』に記されている怪火。近づくと大きな病に侵されるといわれている。 |
小豆洗い | アズキアライ | 川で小豆を洗う妖怪。妖怪にしては珍しく害はなく、むしろ見るだけで縁起の良いものとされている。小豆を洗ってるだけって専業主婦なのだろうか? |
遊火 | アソビビ | 高知県に現れるという怪火。鬼火の一種で人間に害を与えはしない。 |
悪鬼 | アッキ | 流行病を流行らせたりといった、世の中の悪をばらまく鬼の妖怪。節分の日があるのも悪鬼が所以である。 |
アフィラーマジムン | アフィラーマジムン | 片足のないアヒルの姿をした魔物。重傷を負って死んでいった人間の化けた姿だといわれている。 |
アプトルヤムペウェンユク | アプトルヤムペウェンユク | アイヌに伝わる暴風雨を起こすといわれている魔物。 |
鐙口 | アブミクチ | 鎧が変化したとされる妖怪。戦死した主の帰りをいつまでも待ち続けている。 |
アマネサク | アマネサク | 東北地方に伝わる妖怪。囲炉裏の灰の中に住んでおり、灰で遊んだりしているとどこからともなく現れ、食べられてしまうとという。 |
天邪鬼 | アマノジャク | 小鬼の妖怪。力のない妖怪の象徴とされることが多い。人の心を探ることに長けている。あまのじゃくな態度の君が好き(←何言ってんだコイツ)。 |
アマビエ | アマビエ | 半人半魚の妖怪。江戸時代の人々に豊作や疫病の予言をし、当時の人々を救ったと考えられている。 |
網剪 | アミキリ | 海老の体に蟹の鋏を持った妖怪。諸説で異なるが、人間の髪を切る妖怪だといわれている。 |
雨女 | アメオンナ | 雨を呼ぶ妖怪。生んだばかりの子供を雨の日に失い、その女性が雨女に化けた。 |
アヤカシ | アヤカシ | 海にすむ妖怪。怪火が山に化けて、人々の船の行く手を阻んだといわれている。 |
アラサラウス | アラサラウス | アイヌに伝わる妖怪。基本的には熊のような姿をしているのだが、姿を自由自在に変身させることが出来、人間を捕食する。 |
アンモ | アンモ | 岩手県に伝わる妖怪。天狗の一種で、怠けている子供に罰を与え、行いの良い子供には助けの手を差し伸べる。 |
イクチ | イクチ | 海にすむ妖怪。体長は数キロメートルに及ぶといわれており、ウナギに似た姿をしているが、目や口はない。海で溺死した人々が化けた姿。 |
イシネカプ | イシネカプ | アイヌに伝わる妖怪。キツネやカワウソやワタリガラスが人間の姿に化けたものをイシネカプという。 |
鼬の怪 | イタチノカイ | イタチが数百年、数千年といった長い時を経て妖怪になった。入道坊主の正体だというようにいわれている。 |
一目入道 | イチモクニュウドウ | 新潟県に伝わる妖怪。加茂湖に住む主だといわれており、人間のような姿に額に一つ目を持つ。 |
縊鬼 | イツキ | 中国にも日本にも伝わる妖怪。死者が生者に取りつき、自分と同じようにしなせようとする零のこと。 |
イッシャ | イッシャ | 奄美群島に伝わる妖怪。子供のような姿をしており、トウモロコシに似た尻尾を持つ。魚の目玉だけを食べるという特徴を持つ。 |
一反木綿 | イッタンモメン |
鹿児島に伝わる妖怪。木綿の姿をした妖怪で、首に巻きついて絞め殺したりと顔を覆って窒息させる。 ゲゲゲの鬼太郎では鬼太郎の便利な乗り物的存在だよねー! |
飯綱 | イヅナ |
別名:管狐(クダギツネ)。 長野県発祥の妖怪でキツネの姿をしたつきものの一種。 |
犬神 | イヌガミ | 犬霊の憑き物。鵺(ヌエ)の死体が4つに分かれ、犬神になったといわれている。 |
隠神刑部 | イヌガミギョウブ | 愛媛県に伝わるタヌキの妖怪。四国最高の神通力を持っていたとされる化けタヌキ。 |
遺念火 | イネンビ | 沖縄県に伝わる火の妖怪。亡霊が火と化し、山中などの人気のない場所に現れる。 |
茨木童子 | イバラキドウジ | 平安時代に京都を荒らしまわったとされる鬼の妖怪。酒呑童子の家来であった。 |
イペタム | イペタム | アイヌに伝わる妖刀。人喰い刀と呼ばれ、血が大好物。血を啜るといわれている。 |
陰火 | インカ | 幽霊や妖怪が登場する時に一緒に現れる鬼火の総称。 |
牛鬼 | ウシオニ | 牛の頭に蜘蛛の体を持つ妖怪。毒を吐き、人を主食としている。牛鬼は不滅で、仮に殺そうものならその殺したものが牛鬼になり替わる。ある意味最強の妖怪。 |
空穂 | ウツボ |
別名:古空穂(フルウツボ)。 空穂という弓に用いる矢を入れる道具が自身の意思を持ち、動き回るようになった妖怪。 |
雲外鏡 | ウンガイキョウ | 鏡の妖怪。その鏡に映ったものの正体を見破るといわれている。 |
煙々羅 | エンエンラ | 煙の妖怪。煙の中に顔が浮かび上がったような姿をしており、心に余裕のある人にしかその姿は見えない。僕には見えないんだろうな…。 |
大煙管 | オオキセル | 徳島県に伝わる化けタヌキの妖怪。煙草を与えると何も危害を加えられないのだが、与えなければ悪さを起こす。 |
大蜘蛛 | オオグモ | 巨大な蜘蛛の妖怪。人間の生気を吸って、病におかす。 |
大座頭 | オオザトウ | 夜に徘徊する老翁。座頭という名の恐れられていた借金取りを妖怪として描いたのではないかという説もある。 |
大獄丸 | オオタケマル | 最強を自称する妖怪。鬼の一種で、死んでも宝剣の力によって蘇える。ふ、不死か?不死なのか!? |
鬼火 | オニビ | 日本全国に伝わる怪火の総称。零や怨念が具現化した姿だといわれている。 |
温羅 | オンラ | 吉備地方に住んでいたとされる鬼の妖怪。桃太郎に登場する鬼は実はこの鬼である。 |
怨霊 | オンリョウ | 人間に災いを与える妖怪。怒りや憎しみを抱えて死んでいった人間の霊が妖怪化した姿だといわれている。 |
河童 | カッパ |
別名:ガウル、エンコ。 恐らく日本で最も知名度のある妖怪。日本全国で目撃されており、各地方によって呼び名が異なる。 |
案山子神 | カカシガミ |
別名:田の神(タノカミ)。 農耕作の神で、稲作の豊作をもたらすと信じられている。 |
影鰐 | カゲワニ | 島根県に伝わる妖怪。出雲地方の海に住む魚の姿をした妖怪で、海面に映った船乗りの影を飲み込もうとし、飲み込まれてしまうと命を奪われてしまう。 |
蝦蟇 | ガマ | 巨大なガマガエルの妖怪。人間の生気を吸うといわれている。 |
鎌鼬 | カマイタチ |
別名:リョウゲ。 甲信越地方発祥の妖怪。両手に鎌のような爪を持ち、人々を切りつける。 |
烏天狗 | カラステング | 山伏装束で、烏のような顔をし、背中には黒くて大きな羽を持つ妖怪。通常の天狗と違って鼻は長くない。うーん…鼻の長くない天狗っていたのね。 |
カンチキ | カンチキ | 山梨県に伝わる水の妖怪。河童の一種だとみられており、背中には甲羅をしょっているが、顔は烏天狗のそれに似ている。 |
鬼神 | キシン |
別名:なまはげ。 鬼の妖怪でこの世の恐ろしいものを象徴する存在。頭に一本、もしくは二本の角を持ち、口にはキバ、手には金棒を持つ。わり〜子はいね〜が〜! |
狐火 | キツネビ |
別名:ヒトボス。 鬼火の一種で、数百個と行列をなして何処からともなくあらわれる。火の色は赤色。 |
鬼童丸 | キドウマル | 鎌倉時代の書物、古今著聞集の中に登場する鬼の妖怪。 |
馬魔 | ギバ | 馬を殺すと恐れられた妖気を帯びた風。馬飼いの人々から恐れられた。 |
狂骨 | キョウコツ | 井戸の中に住む妖怪。白い布を着た白髪の生えた骸骨のような姿をしており、井戸の中から現れる。 |
清姫 | キヨヒメ | 思いを寄せた僧侶安珍に裏切られた少女が、ショックのあまり蛇と人間を混ぜたような姿に変化した妖怪。蛇女と称されることが多い。む、昔は可愛かったんだからね! |
空狐 | クウコ | 妖狐の一種で、妖狐の中においては最も妖力を持つといわれている。3000年以上生きた狐が化けたもの。 |
クサビラ | クサビラ | 山の中に住んでいる子供の姿をした妖怪。夜間に青い光を放ち、その正体はキノコが化けたもの。 |
件 | クダン | 半人半牛の姿をした妖怪。牛から生まれて、100%当たる予言をしてわずか数日で命を落としてしまう。西日本を中心に目撃談がある。 |
蜘蛛火 | クモビ | 奈良県に伝わる怪火。蜘蛛が火をまとって空を飛び、この火に当たると死んでしまうといわれている。 |
黒仏 | クロボトケ | 岩手県に伝わる妖怪。真っ黒の色をした僧侶のような姿をしており、自分の気に入る家を探し求めて飛び回っている。 |
虎隠良 | コインリョウ | 印籠が変化した妖怪。印籠が自分の意思を持ち、動き出した。 |
木の葉天狗 | コノハテング |
別名:堺鳥(サカイドリ)。 天狗の一種で、その姿は天狗を鳥っぽくした感じ。人を恐れているのか、気配を感じるとすぐに逃げ出してしまう。 |
古籠火 | コロウビ | 石灯籠が怪火の妖怪となったもの。人間に害は暗い場所を明るくしてくれる。 |
コロポックル | コロポックル | アイヌの伝承に登場する小人。日本では北海道に住んでいるといわれており、現在でも地を堀と出てくる石器の中にはコロポックルが作ったものも含まれる。 |
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