アイコン香辛料・香味料など

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名前
英名
漢字(和名)
学名
読み方
説明・備考
アサフェティダ
Assafoetida
阿魏(あぎ)
Ferula assafoetida
フェルラ アサフェティダ
ニンニクやドリアンに似た強烈な臭いがあるが、油で加熱すると臭いは消えてタマネギのような風味になる。ウスターソースの原料。
アニス
anise
茴芹(ういきょう)
Pimpinella anisum
ピムピネルラ アニスム
ケーキやクッキーなどの菓子類やパン、カレーや魚介類の料理にも使われる。古代ギリシアの時代には主に薬草として扱われていた。
オールスパイス
allspice
百味胡椒(ひゃくみこしょう)
Pimenta dioica Merrill
ピメンタ ディオイカ メリル
名前の由来は、シナモン・クローブ・ナツメグの3つの香りを併せ持つといわれることから。スパイシーな味と香りを持つ。
オレガノ
oregano
花薄荷(ハナハッカ)
Origanum vulgare
オリガヌム ブルガレ
ほろ苦い清涼感があり、生もしくは乾燥させて香辛料として使われる。トマトやチーズと相性が良い。
カルダモン
cardamon
小荳蒄(ショウズク)
Elettaria cardamomum
エレタリア カルダモムム
ショウガ科の多年草。エッセンシャルオイル(精油)は頭に刺激を与え記憶力がよくなるので、勉強するとき焚くと効果的。
カレーリーフ
curry leaf
大葉月橘(おおばげっきつ)
Murraya koenigii
ムラヤ コエニギー
南洋山椒(なんようさんしょう)とも言われる。葉はスパイシーな香味を持つ。インドではカリパタなどと呼ばれている。
キャラウェイ
Caraway
姫茴香(ひめういきょう)
Carum carvi
カラム カービィ
パン、ケーキ、ビスケット、焼きりんご、卵料理、チーズ、キャベツ料理などに用いられる。キャラウェイには人や物を引き止めたり結びつけたりする力があると信じられ、その実は惚れ薬の材料としても用いられていた。
クミン
cumin
馬芹(ばきん)
Cuminum cyminum
クミヌム シミヌム
フランス語ではキュマンという。カレーの香りをもっている。カレー粉に配合される。
クローブ
Clove
丁子(ちょうじ)
Syzygium aromaticum
シジギウム アロマティカム
丁香(ちょうこう)とも。肉料理によく使われる。非常に強い香気を持っているので、百里香(ひゃくりこう)という別名もある。
ペッパー
pepper
胡椒(こしょう)
Piper nigrum
ピパー ニグラム
ブラックペッパー(黒胡椒)とホワイトペッパー(白胡椒)がある。黒胡椒は胡椒の木から取れた未熟な実を乾燥させたもので、白胡椒は完熟してから収穫した後、乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剥いたもの。白胡椒はマイルド。
コリアンダー
coriander
コエンドロ
Coriandrum sativum L.
コリアンドラム サティヴム
中国では香菜(シャンツァイ)、タイではパクチー、ベトナムではザウムイ、中南米ではシラントロと呼ばれる。熟した果実にはレモンにも似た香りがある。
サフラン
saffron crocus
Crocus sativus L.
クロッカス サティバス
水に溶かすと鮮やかな黄色を出す。ブイヤベースやパエリアには欠かせない。
サンショウ
Japanese pepper
山椒
Zanthoxylum piperitum
ザントキシルム ピペリツム
別名ハジカミ。鰻の蒲焼の代表的な薬味。若芽・若葉は緑が鮮やかなので、懐石料理などの彩りとして添えられることが多い。
シソ
Red Shiso
紫蘇

多数の品種や栽培品種がある。食用にするのはアオジソとアカジソ。
シナモン
Cinnamon
肉桂(ニッキ)
Cinnamomum zeylanicum
シナモムム ゼイラニクム
世界最古のスパイスの1つといわれる。カプチーノ等の飲料やアップルパイ、シナモンロールなどの洋菓子の香り付けに使われる。
ショウガ
Ginger
生姜(しょうが)
Zingiber officinale
ジンギバー オフィシナレ
英名ジンジャー。ショウガ科の多年草。地下茎は辛味と香気とがあり、食用・香辛料にする。
スターアニス
Star anise
八角(はっかく)
Illicium verum
イリシウム ベルム
唐樒(トウシキミ)の果実を乾燥させたもの。八つの角を持つ星形をしていて良い香りがある。主に中華料理に使われる。
セージ
common sage
ヤクヨウサルビア
Salvia officinalis
サルビア オフィシナリス
葉を乾燥してハーブティーとして飲用したり、肉の臭み消しに利用する。観賞用としても栽培され、その品種も多い。
タイム
thyme

ハーブの一種。古代エジプトではミイラを作成する際の防腐剤として使われていたとされる。中世では持ち主に勇気をもたらすと信じられていたことから、しばしば女性は騎士や戦士にタイムの葉を添えた贈り物をした。
ウコン
turmeric
鬱金(うこん)
Curcuma longa L.
クルクマ ロンガ
英語名ターメリック。ヒンディー語ではハルディ、沖縄方言ではウッチン、インドネシア語でクニッツ、ハワイ語ではオレナ、などと八呼ばれる。カレーに欠かせない香辛料。また黄色の着色料としても使われ、キゾメグサの異名がある。
タデ
water pepper
蓼(たで)
Persicaria hydropiper
ペルシカリア ハイドロピパー
特有の香りと辛味を持ち、香辛料として薬味や刺身のつまなどに用いられる。
タラゴン
Tarragon
Artemisia dracunculus
アルテミシア ドラクンクルス
フランス語ではエストラゴン。キク科ヨモギ属の多年草。シベリア原産で葉には芳香がある。
ディル
dill
蒔蘿(ジラ)
Anethum graveolens
アネチュム グラベオレンズ
イノンドとも呼ばれる。古くから薬草として栽培されてきた。酢漬けの鮭、ボルシチなどのスープ、ピクルスなど、様々な料理に使用されている。
トウガラシ
chile pepper
唐辛子(とうがらし)
Capsium annum
カプシウム アヌム
ビタミンAとビタミンCが豊富なことから、夏バテの防止に効果が高く、また殺菌作用があり食中毒を防ぐとも言われる。
ナツメグ
Nutmeg
ニクズク
Myristica fragrans
ミリスティカ フレグランス
肉料理やハム・ソーセージなどの加工に使用されることが多い。
ニンニク
Garlic
Allium sativum
アリウム サティヴム
英名ガーリック。夏、茎の先に長い包葉に包まれて白紫色の花が集まって咲く。花の間にむかごをつける。
バニラ
vanilla
Vanilla planifolia
バニラ プラニフォリア
アイスクリームやカスタード、プリンなどの香りづけに欠かせない香味料。
パプリカ
Paprika

ピーマン・シシトウなどを乾燥させて粉末にした香辛料。赤色で辛みはなく、スープやサラダのドレッシングの彩りなどに用いる。
フェヌグリーク
Fenugreek
胡廬巴(コロハ)
Trigonella foenum-graecum
トリゴネラ
フォエヌム・グラエクム
黄色か白い花を咲かせた後に細長い豆果を付ける。種子は、メープルシロップの様な香りと若干の苦味をもつ。葉は、インドではカソーリ・メティ、イランではシャンバリーレと呼ばれる。
フェンネル
Fennel
茴香(ウイキョウ)
Foeniculum vulgare
フォエニクルム ウルガレ
若い葉や種子(フェンネルシード)は甘い香りと苦味が特徴で、消化促進・消臭・肥満防止に効果があり、スパイス、ハーブとして食用、薬用、化粧品用などに古くから用いられている。フェンネルの葉柄基部が肥大したものはフィノッキオ(finocchio)と呼ばれ、野菜としてサラダなどに用いられる。
ミント
Mint
薄荷(ハッカ)
Mentha L.
メンサ
繁殖力が旺盛でしばしば雑草扱いされるほど。ハーブとして料理やお菓子、精油(エッセンシャルオイル)は香料として食品や歯磨き粉に添加されたり、アロマテラピーに用いられる。
ケシ
Opium poppy
芥子(ケシ)
Papaver somniferum
パパバー ソムニフェルム
種子は煎ると香ばしく、あんパンやケーキ、七味唐辛子などに使われる。
マジョラム
marjoram
マヨラナ
Origanum majorana
オリガヌム マジョラナ
精油やエキスは沈静、抗不安の目的で使用されている。
マスタード
mustard
洋からし
Sinapis alba L.
シナピス アルバ
茹でたウィンナー、サンドウィッチなどに使用されることが多い。フランスのディジョン地方のものが評価が高い。
ミョウガ
Myoga
茗荷(みょうが)
Zingiber mioga
ジンギバー ミオガ
独特の香りで、薬味として使われることが多い。食べると物忘れがひどくなると言われているが、俗説。むしろ香り成分に集中力を増す効果がある。
ローズマリー
Rosemary
マンネンロウ
Rosmarinus officinalis L.
ロズマリヌス オフィシナリス
Rosmarinus は「海のしずく」を意味する。ポリフェノールの含量が非常に高く、優れた活性酸素消去活性・抗酸化力を発揮。主な種類に、トスカナブルー、マジョルカピンク、マリンブルーなどがある。
ローリエ
bay leaf
月桂樹(ゲッケイジュ)
Laurus nobilis
ラウルス ノビリス
ローレル、ロリエ、ベイリーブスとも呼ばれる。すがすがしい芳香があるので香り付けに使われる。肉の臭みを消すので、カレーやポトフなどの煮込み料理によく使われる。
ワサビ
Japanese horseradish
山葵(わさび)
Wasabia japonica
ワサビア ジャポニカ
日本料理の薬味として寿司・刺身・茶漬け・蕎麦などに使用される。
ガラムマサラ
garam masala

主にインド料理で使われる混合香辛料の一種。カレーの仕上げ直前に加えると風味が増す。

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